でべその治し方、種類、手術方法、費用

でべその種類

本来陥没しているおへそが飛び出している状態を俗に「でべそ」と呼びますが正確には「臍突出症」です。

でべそには、見かけは同じでも2種類があり、分かりやすく言えば、ヘルニアを伴わず単に皮膚だけが突出しているものと、ヘルニアを伴っている2種類に分けられます。

前者がよくあるでべそで、後者は臍ヘルニアとです。大体は単なるでべそのケースが多いようです。

でべそでからかわれたり、ファションが楽しめなかったり、水着やお風呂に抵抗を感じている場合、手術で治すことが可能です。ただし単なるでべそか、臍ヘルニアかで手術方法が異なります。まずは専門医の診察を受けて、自分のでべそがどちらかを確認し、十分なカウンセリングを受けてみることをおすすめします。

乳幼児のでべそ

赤ちゃんのでべそは、臍帯(へその緒)が縮んでゆく過程で筋肉がつかずに穴ができてしまい、その穴から腸が飛び出す状態です。

親の目から見て「でべそかな」と気付くのは生後1ヶ月位からで、徐々に大きくなっていくことが多い為心配ですが、大抵は自然に治癒します。でべそが大きくなっても破裂したり、腸が腐ったりする心配はないようです。従って専門医を受診して、1歳くらい迄は経過観察することが多いです。

(絆創膏等で固定して引っ込める治療がありますが、医師によって判断が分かれています。絆創膏などで毎日処置するのはお母さんの役目となります。1日でも休むと努力が水の泡になるので、きちんと対応できるかどうかも大切です。納得できるまで説明を受けて、決めましょう。)


尚、1歳を過ぎてもよくならない場合は手術で治療するケースが多くなります。時期は医師が判断しますので、やはり、信頼できる専門医のもと、きちんと経過観察をしつつ、十分に相談するべきだと思われます。

でべその手術方法と費用

ヘルニアを伴うかどうかででべその手術は異なります。

単に皮膚が突出しているだけのでべそであれば、突出している部分を切除して、縫合し、臍の形を整えます。縫合はお臍の中になり、目立ちません。

ヘルニアを伴う場合は、飛び出している腸を戻し、筋肉の穴(ヘルニア門)をふさぐ手術となります。

どちらもさほど大変な手術ではないのですが、後者の場合、開腹手術ですから、慣れた医者でないと腸を傷つける恐れがあるといわれます。

従って、経験豊富な医者を探し、事前カウンセリングで納得してから手術を受けることが大切です。

入院の必要はなく(幼児の場合は入院した方がよいようですが)、術後は通院で消毒、経過観察します。簡単な手術であっても、合併症には十分な注意が必要です。医師の指示に従って過ごしましょう。


費用はヘルニアを伴う場合は保険適用となりますが、単なるでべそは美容上の手術となる為、全額個人負担となります。施設やでべその状態のよって費用は異なりますが、ざっと見積もって10万円〜30万円位のところが多いようです。